あかねちゃん便り 3月号
- akaneph
- 2017年3月1日
- 読了時間: 2分
待ちにまった春がやっと、そこまで来ているようですね。

春といえば花粉症の季節 アレルギーを持っている方にとっては辛い季節かと思います。 という事で、今回は「花粉症」についてのお話しです。
最近は、処方箋がなくても薬局で買える抗アレルギー薬が増えてきました。 「アレグラFX」は処方箋薬「アレグラ錠60mg(フェキソフェナジン塩酸塩)」と同じ成分で1日2回服用する薬。 「クラリチンEX」は処方箋薬「クラリチン錠10mg(ロラタジン)」と同じ成分で1日1回服用する薬です。
抗ヒスタミン薬には第1世代と第2世代があり、第1世代は症状を抑える効果は強いですが、眠気や口渇などの副作用も強くでる特徴があります。 第2世代は抗ヒスタミン作用だけでなく、抗アレルギー作用もあり第1世代に比べれば眠気が少ないお薬です。
定期的には第2世代を服用し、症状がひどい時には第1世代を服用することもあります。 第2世代の抗アレルギー薬は、花粉症のシーズン前から飲み始めるのが効果的ですので、花粉症の方はそろそろお薬を飲み始めた方がいいかもしれません。
また、かなり症状がひどくお悩みの方は減感作療法:アレルゲン(抗原)であるスギ花粉を少しづつ舌下に投与して、アレルゲンに対する過敏症を減少させる治療法もあります。治療効果があればかなり症状が緩和され完治も期待されますが、治療には長期間(最短で2年、通常3~5年)必要ですし、花粉症のシーズンが終わってからの治療になります。
花粉症の方は、まずはアレルゲン(抗体)を出来るだけ避けるようにして頂き、自分に合ったお薬を上手に使って、辛いシーズンを乗り切って頂きたいですね。
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