あかねちゃん便り 2月号
- akaneph
- 2018年2月1日
- 読了時間: 2分
今年は、例年になく寒い日が続き雪も多くて大変ですね!

皆様、体調管理には充分気をつけてお過ごしください。
さて、今月は「冬場も多い高齢者の脱水症」についてのお話しです。
脱水症というと夏の暑い時だけだと思いがちですが、冬場も注意が必要です。
暖房の効いた部屋に長時間いたり、電気毛布をつけっぱなしで寝たりすると脱水症状を起こすことがあります。
加齢とともに体内細胞数や細胞内液が減少します。またサイコペニアと言われる骨格筋の筋量減少や筋力低下を生じるようになります。また、頻尿や失禁を心配して水分を控えたり、口渇中枢機能の低下から口渇感を感じにくくなることも要因の一つです。
脱水予防のためには筋肉量の維持や増加を目的としたサプリメントを取ることも有効です。
◎ビタミンB群サプリメント・・・糖質がエネルギーとして利用されるためにはビタミンB1を始めとするB群が必要です。欠乏するとエネルギー源として体タンパクが利用されて筋力量が減少するので、マルチビタミンやビタミンB群のサプリメントの補給で予防することが出来ます。
◎タンパク質強化サプリメント・・・高齢になるとタンパク質の摂取量が減って筋肉量の減少による筋量低下が進んできます。ただしスポーツ選手が取るようなものではなく高齢者向けの飲用製品が発売されていますので、そちらを利用するといいと思います。
また、脱水症状のときに経口補水液を取ることは重要なことですが、多くの製品にはブドウ糖が使われていますので、糖尿病の方は摂りすぎには注意が必要です。
※次回は「座骨神経痛」のお話しです。








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